破れたカウンターライニングの修理/すべり革

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破れたカウンターライニングの修理/すべり革

2020/03/26

岡山靴修理工房コビットのブログをご覧くださいましてありがとうございます。

今回はカウンターライニングの修理です。

 

~ライニングとは~

 

靴の内側の部分(裏地)。靴によって素材が違い天然皮革や合成皮革や布などがあります。

●革・・・高級感があり破れても補修しやすいです。長く履くには内側はフルレザーが良いです。

●合成皮革・・・革に比べて安価です。経年劣化でボロボロになっていきます。表面が亀裂が入っていたら劣化のサインです。

●布・・・スニーカーに多く使われる素材。革に比べ破れやすく修理がやりにくい素材です

 

ライニング部分は破れても交換ができないので当て革をして補強していきます。

〈Before〉

どこかのお店で修理した部分の革が大きく破れています

修理で当てた革は綺麗に剥がします。

〈After〉

今回の修理...

まず破れにくくする為、少し厚めの革でライニングと同じ茶系の革を使用。

履き口のトップラインで縫い留めしますので脱ぎ履きしても革が剥がれることはありません。

今回のように破れた範囲が大きい場合それに合わせて貼ることもできます。

破れたまま履いているとどんどん傷んでいき、芯もボロボロになっていきますので、症状が現れたら早めの検討をお勧めします

 

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最後まで閲覧いただきましてありがとうございました。

皆様のご来店お待ちしております。